先日、神戸どうぶつ王国へ行ってきました。
そこで、普段とは少し違う視点が自分の中に生まれました。
気になったのは、“見た目”ではなく、機能としての身体構造。
なぜこの脚の長さなのか。
なぜこの首の角度なのか。
そんなことを考えていたとき、
ふとこの漫画を思い出しました。
漫画の内容をざっくり
『天地創造デザイン部』←このリンクから案件1(第一話)を読めます。
神様が「こんな生き物つくって」と無茶振り。
↓
それを“デザイン部”が設計・検証していく。
しかもベースは実在の動物の機能や構造。
だから読んでいるうちに、生き物の身体の仕組みまで分かってくる。
↓
コンセプト
→ 試作
→ 物理チェック
→ ボツ
→ 再設計
の繰り返し。
ファンタジーな内容なのに、やってることは完全に制作現場だなと感じます。
動物=究極の機能美
動物の体は「見た目」より「生存」が優先。
形はすべて理由がある。
無駄に見えるパーツも、ちゃんと機能がある。
進化論的に言えば、
自然選択による最適化の結果。
(ダーウィン『種の起源』など進化生物学の基礎理論)
どうぶつ王国で見た動物たちは、
全部、数百万年かけたプロトタイプ。
そりゃ強い。
でも、
例えばハシビロコウのような絶滅危惧種を見ると、
「強い=永遠」ではないのだとも思う。
進化は万能ではなく、
環境が変われば、最適解も変わる。
どれだけ完成された形でも、
前提条件が崩れた瞬間にバランスは揺らぐ。
デザインも、きっと同じ。
キャラクターの役割
神様=クライアント
天使=営業
デザイン部=制作
動物=成果物
デザイン部のやってることが現場そっくり
"神様からのオーダー「かわいくてかわいくない」
ふんわりしてて、絶対何回もリテイクくるやつ。
クライアントのおまかせがおまかせだったことなんかなーい!!!"
のやりとり、笑えるけど実務こなしてる人は笑えない場面ですね!笑
今回の気づき
神戸どうぶつ王国で見た生き物たちは、
何百万年も検証を繰り返してきた完成形。
それに比べたら、
パンフレットの修正3回目なんて可愛いもんやなと思える(たぶん)。
最近ちょっと、
「なんでこの形なん?」と問い直すのが楽しい。
たぶんそれが、
生き残るデザインなんだなぁと思いました。