舞鶴湾に浮かぶ豪華客船。
家族で舞鶴親海公園への海釣りに訪れた際に、この施設を発見しました。
関西電力のPR施設「エル・マール まいづる」は、海上プラネタリウム・豪華客船の旅(船の体験館)・エネルギーの旅・舞鶴の旅が体験できる素敵な空間です。
なっなんと、入場料無料です!(プラネタリウムだけ高校生以上200円)

特に「船の体験館」では、船舶の知識やデザインについて、実際に歩きながら学べたので、記録しておきます。
「エル·マールまいづる」について
舞鶴親海公園内にある関西電力のPR施設です。船型の建築が特徴で、訪問者に「船旅」の体験を通じて、海や船舶についての知識を学べるよう設計されています。
※施設の営業時間、入館料、最新のイベント情報については、公式サイトまたは現地で確認してください。
船の体験館をめぐる
談話室
ここは、ブリティッシュ・トラディショナルな雰囲気(イギリスの高級感)あふれる空間。
豪華客船のファーストクラス・ラウンジをそのまま体験できるスペースです。重厚な家具、温かみのある照明…細部にわたって「昔の船旅」の雰囲気が再現されています。

船長室
【個人の体験】施設内で最も惹かれたのが、この船長室です。20世紀初頭のイギリス船をイメージした空間です。


重厚な家具、温かみのある照明、木製のパネリング、円形の舷窓(ポートホール)、赤いベルベット素材のソファ…細部にわたって「昔の豪華客船」の雰囲気が再現されています。

【デザイン観察】色使い、照明の温度色、家具の重厚感は実際に行った場所でしか味わえない。
船舶の知識·歴史資料
【施設展示情報】施設内には、船舶の基本構造、航海技術の歴史、海洋環境と船舶の関係など、様々なテーマの教育パンフレットや資料が展示されています。
豪華客船のすべて

タイタニック


クィーン・メリー



制服でわかるクルーの役割

信号旗リファレンス


ロープワーク

船舶操縦に重要な基本的な結び方っていろんな方法があるんですね。それぞれに名前もついててびっくり。
船舶に関心がある方だけでなく、デザイナーにとっても、「当時の情報デザイン」の歴史として興味深い資料です。
海と船のライブラリー




施設内のパンフレットでは、当時の豪華客船での生活や運営について、視覚的にわかりやすく説明されていました。
キャビン(客室)
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味わう

大正ロマンを感じる:竹久夢二メニューカバー
【施設展示情報】船上の食事コーナーでは、メニューカバーが展示されています。その中に、竹久夢二がデザインした作品が使用されていました。

竹久夢二について
竹久夢二(1884-1934)は大正時代を代表する詩人画家・グラフィックデザイナーです。「夢二式美人画」として知られていますが、実は単なる画家ではなく、グラフィックデザイナーとしても第一線で活躍していました。
彼は明治末期から大正時代を通じて、絵画だけでなく、千代紙、便箋、浴衣、書籍装丁など、日常の生活用品から高級客船のメニューカバーまで、幅広くデザインを手がけました。1914年(大正3年)には日本橋に「港屋絵草紙店」を開店し、夢二デザインの商品を販売。若い世代の美意識に大きな影響を与えました。
まとめ
海に浮かぶ船の形をした建物を見つけた時点で、すでにちょっとワクワクしていたのですが、中に入ると想像以上に“船旅の世界”が作り込まれていて、まさに棚からぼたもちのような発見でした。
豪華客船の空間って、普段なかなか味わえるものではないし、デザインはポスターや紙ものだけじゃなく、空間・案内・体験の流れ全部に宿るんやなあと、またひとつ勉強になりました。しかも無料。すごい。こういう場所に出会うと、予定外でも寄ってみるもんやなと思います。

